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紙なのに強度がある。可燃ゴミで処分出来る。
低オペレーションで便利な新素材什器。

この什器は強化ファイバー素材を使用し、高い強度を実現しました。今までの「強度があるプラスチック什器」の概念を覆します。プラスチックを使用しない事で、 環境にも配慮できます。また不燃の金属部品を使用しない事も可能なので、不要になったらそのまま可燃ゴミとして処分出来るため、捨てる際のオペレーションを大幅に削減し、効率的な働き方に繋がります。

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プラスチックをとりまく世界情勢

昨今話題にのぼることが多いプラスチック製品。
レジ袋が有料化されたことは皆さんの記憶に新しい出来事ではないでしょうか。
EUは2030年までにすべてのプラスチック包装をリサイクルし、使い捨てプラスチックを削減すると発表しています。
コカ・コーラ、ユニリーバ、ウォルマートなどのグローバル企業11社も、2025年までのパッケージ・リサイクル100%を宣言するなど、世界はいまプラスチックフリーへと転換のときを迎えています。
また近年、持続可能な開発目標として『
SDGs』が制定され、注目されています。
自社の利益だけを企業として追う時代はとうに過ぎ、今後の人々や国、そして地球環境を見据えてどう経営していくかが今後の課題になっています。
弊社はこれらの世界情勢を踏まえ、今後の時代に合った什器をご提案します。

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これまでの什器の問題点

今までの什器は、コストを優先させるなら紙製、強度を優先させるならプラスチックや金属を使う事が一般的でした。
ですが
紙製ですと強度が劣り、長期間での使用には向きません
プラスチックは前述の通り、積極的に使いたがらない企業が増えています。
では金属はというと、まずコストが高いデメリットがあげられます。さらに売場では定期的にレイアウト変更や什器の更新が行われるため、
廃棄の手間や労力が大きくかかってしまいます。ご存知の通り、不燃ゴミやプラスチックを含むと可燃ゴミより廃棄の手間がかかり、サイズが大きいものも多くあります。
またその廃棄作業も売場スタッフではなく、提供したメーカーの一般社員が現地に赴き行うケースが多々あります。テレワークの推奨など効率的な働き方が求められている今、この人的負担はとても大きな課題でした。

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問題点をカバーする新素材什器

これらの問題点を解決し、メリットを合わせた什器があればよいのですが、今までの素材や技術力では開発が難しく、上記の什器から大きく進歩しなかった事が実情でした。
ですが弊社がご紹介する什器は、『強度があり』、なおかつ『廃棄の手間が少ない』という、上記の問題を解決した、次世代の什器です。
この什器の構造は実にシンプルです。『高い強度を持った紙』で出来ている什器だからです。
この素材は木材繊維を主原料とした特殊硬質繊維で出来ています。近年新たに開発された素材ではありませんが硬いがゆえに加工が難しく、費用が高い『プレス金型』を使用しないと量産は困難でした。ですが弊社は独自技術により『一般的な段ボール什器の抜型』で量産し、初期コストを大幅に抑える事に成功しました。強度・耐久性が高いことはもちろんですが、軽量であり紙色も豊富なバリエーションがあるため、デザイン性を損ないません。また金属パーツを使用しないため、可燃ゴミとして処分出来ます。また紙の最大サイズが『2200×1200mm』なので、通常のオフセット印刷では不可能だったサイズの什器も作成可能です。

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弊社の企業姿勢

この什器の開発は、環境問題へ配慮したことはもちろんですが、上記にも記した通り『廃棄の際の人的負荷』も大きな課題でした。
ひとつの什器を処分するために、現地へ向かい、どれだけの時間を費やしてしまうのか。はたして本当に必要な労力と時間なのか。
そういった方々の課題を少しでも前向きに解決できるよう、弊社は商品開発を日々行っています。

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