●クローズドキャンペーンの特長と種類
クローズドキャンペーンは、購入した人だけ応募ができる、という仕組みなので、直接的に販売数を増やせるメリットがあります。そのため、販促キャンペーンの王道と言っても良いかと思います。
さらに、1人の人が短期間で購入を繰り返す商品(缶コーヒーやお菓子など)の場合は、ポイント蓄積型キャンペーンを行うことで、リピート購入率のアップを狙ったりします。
新規顧客の獲得ではなく、既存顧客をターゲットとしたキャンペーンではよく利用されています。
クローズドキャンペーンで問題になるのが、購入証明をどうやって取るか、という点になります。
現在の主流はレシート写真をアップロードして応募する方法ですが、缶飲料などでおなじみの2層シール(シリアルナンバー)、店頭でスタッフがお渡しするカードなどが主な手段となります。
レシート写真応募は2層シールなどと比較して、比較的 キャンペーン費用が安く済む利点があります。
その一方、きちんと対象商品を購入しているか、購入金額は規定を満たしているか、などの点をレシート写真から確認しなくてはいけません。現在、OCRの精度が徐々に上がってきていますが、まだ実用の域に達しているとは言いづらい状況です。
結局のところ、キャンペーン終了後にマンパワーでチェックをする、というのが実情かと思います。AIを活用した完全なOCRの登場が待たれます。
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